美味しいりんご 北国のみのり 栽培1年間

1月-4月 整枝剪定(せいしせんてい)

美味しいりんごを作るには、どの枝にも効率よく日光を当てて多くの葉に栄養を作ってもらう必要があります。


余分な枝を切り落とし、必要な場所に枝を配置し、日光が良く当たるよにバランスのよい樹を作っていきます。


必要によっては、ロープで伸びるべき方向に誘引してあげます。技術と経験、勘を働かせて行う、一人前になるのに10年も15年もかかるという熟練した職人技です。りんご作りは剪定に始まり剪定に終わると言われるほど一番大切な仕事です。


1月-4月 枝拾い(えだひろい)

剪定で切り落とした枝を拾い集めます。そのままにしておくと、病害虫の温床になったり、作業の邪魔になるため、広い面積を時間をかけて行います。 雪の中に手を入れて集める仕事は、忍耐が必要とされるものです。

4月 肥料散布(ひりょうさんぷ)接木(せつぎ)

樹は前の年に枝に蓄えた栄養を使って、葉を作り、花を咲かせます。必要な花だけに栄養が集まるように、余分な花を摘んでいきます。およそ咲く花の5~10分の1程度までに制限します。


なるべく早く適切な花の数に抑えることが大切です。そして、りんごも栄養が必要です。。


その後、6月頃にもう一度与えます(追肥という)。6月に与えるのは、丁度りんごの果実が大きくなり始め、栄養がたくさん必要になるからです。


りんごの若芽が出始め桜の花が開く頃品種更新をするため接木も行います。


5月 花摘み 小袋掛け(陽光)

樹は前年に蓄えた栄養を使って花を咲かせ葉を作ります。必要な花だけに栄養が集まるように余分な花を摘んでいきます。およそ咲く花の40分の1程度に制限します。


なるべく早い適度な花の数にしていく事が大切です。全部手作業です。陽光にはサビ果を無くすために落果直後に小さな袋掛けを行います。新世界には、ツル割れ果を防ぐために袋掛けを行います


5月 結実確保(けつじつかくほ)

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りんごはほかの品種の花粉を受粉することで実がなります。


5月 薬剤撒布(やくざいさんぷ)

開花前より9月中旬までりんごの樹は私達人間を同じように病気にもなれば怪我もします。


花や葉、果実を食べる虫や、雨の多い年ほど最近による病気などが多発いたします。樹の健康を管理して美味しいりんごを採るために低濃度の安心できる薬剤を必要最低限撒布いたします。


5月 草刈 除草剤撒布(じょそうざいさんぷ)

畑に生える草は病害虫の温床になるばかりか、りんごの樹にとって土壌中の水分・栄養分の競合相手になるため、こまめに刈ります


さらに刈った草は有機質肥料として そのまま使えるため、有効な草を人工的に生やしては刈るということを収穫期まで繰り返します。樹の下など草刈をしづらい所には除草剤を撒布いたします。


6月-7月 摘果(てきか)

受粉した花は次第に大きくなっていきます。実を多くならせすぎると、実ひとつあたりの栄養が足りなくなり、そればかりか樹が弱まってしまい翌年の花の数が激減してしまいます。


おおきなりんごを作るために適切な着実数に制限して余分なものを摘み取ります。花摘みに引き続き早く終わらせることがポイントとなります。およそ葉60枚に果実1つとしますが、花摘みから通して咲いた花の50~70分の1程度となります。


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6月-7月 夏期剪定(かきせんてい)

春からたくさんの枝が新しく生まれたり成長して伸びていますが、枝や葉が必要以上に繁茂すると、必要な場所に光が届かなくなったり病害虫の防除がしにくくなります。


そこで栄養が足りなくなったり、呼吸と光合成のバランスが不釣り合いになり効率の悪い樹になってしまいます。今年伸びた必要のない枝を切り落としたり、冬に行った剪定の調整をします。


6月-7月 支柱立誘引(しちゅうたてゆういん)

果実が大きくなることで重みを増し、果実の重みで垂れ下がってきます。そうすると光を十分に受けることが出来なくなったり、ひどい場合には大きな太い枝でさえ裂けてしまうこともあります。


そこで果実の重みを支えるために支柱を立てたり、細い枝であればロープで吊り上げたり全体的に垂れ下がるのを防ぎます。


この作業をしっかりやることで、甘いりんごが育ちます。


8月 潅水(かんすい)

当たり前のことですが、他の植物と同様に、地中に張り巡らせた根より水分、養分を吸収しています。降水がなければ、リンゴが育たないばかりか、樹も弱ってしまいます。


また、極端に乾燥した土壌に急激に水分が増えた場合、リンゴの果実も急に水分を吸収しようとしてしまい、裂果(表皮が果実肥大のスピードについていけずに避けてしまうこと)が発生してしまうこともあります。


土壌中にある程度の水分が常に蓄えられていなければ、おいしいリンゴは作れません。そこで、雨がしばらく降らない場合は、人工的な降水をする必要があります。これが潅水です。


ただ用水路から水を流し入れるだけでは、表面が濡れるだけで地中深くまで浸透しません。深くまで浸透させるには、やはり雨と同じように、上からゆっくり時間をかけて降らせることが一番効果的です。樹全体も濡れることで、炎天下の中で葉や果実の表面温度も下げることができます。


8月 葉摘み(はつみ)

綺麗に色が入るように、果実に直接触れている葉や日光のさまたげになる葉を摘み取ります。


8月 玉回し(たままわし)

枝に触れていたり一方方向からしか光が届かない果実は、全体に色が入るように、果実を回して向きを変えます。


8月 玉回し 光あて(ひかりあて)

さらに、リンゴのお尻のほうまで鮮やかな色が入るように、日光を反射するシートを枝の下一面に敷き詰めます。


10月-12月(収穫:しゅうかく)

一年の集大成。いよいよ収穫期になりました。品種によって収穫時期は異なりますが、収穫は10月~11月に入ってからです。


熟期は樹によって違いがあり、また同じ樹でも果実によって成熟度の違いもあり、ひとつひとつの果実を確認しながらの収穫となります。


このように1つのりんごができるまでにいくつもの作業があり、たくさんの手間がかかっています。特にりんごは天候にも左右されやすく、栽培の難しい果物です。毎年、りんご農家の人たちは丹精込めて、品質や味を守りながらつくっています。