りんごの品種と特徴一覧!
おすすめの選び方まで解説
大切な方への贈り物や、お見舞いにりんごを選びたいけど、
「品種がたくさんありすぎてどう選べばよいか分からない」
「子どもや家族みんなが美味しいと思うりんごを選びたい」
という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、りんごの品種と特徴一覧、シチュエーション別の品種の選び方を中心に解説します。
りんごを選ぶ際の参考になさってください。
りんごの品種と特徴一覧
以下は、りんごの代表的な品種とその特徴を一覧にまとめた表です。
大きさや時期、ランクによっても変動するためあくまでも目安としてご参考になさってください。
【赤りんご】
品種 | 味 | 食感 | 大きさ(g) | 販売時期 |
ジョナゴールド | 甘酸っぱい | シャリシャリ | 300〜400 | 10月中旬〜12月下旬 |
シナノスイート | 甘みが強い | シャキシャキ | 300〜400 | 10月中旬〜11月下旬 |
サンつがる | 酸味が少なく甘みが強い | 硬め | 250〜300 | 9月中旬〜10月中旬 |
秋陽 | 甘酸っぱく濃厚 | パリパリ 歯ごたえ | 300〜350 | 9月下旬〜10月中旬 |
早生ふじ | 甘みとほのかな酸味 | 柔らかめ | 300〜350 | 9月下旬〜11月上旬 |
ふじりんご | 甘みと酸味の好バランス | シャキシャキ | 300〜400 | 10月下旬〜7月 |
紅玉 | 甘酸っぱくてさっぱり | シャキシャキ | 180〜200 | 9月下旬〜10月下旬 |
ぐんま名月 | 甘みが強く蜜入りがよい | サクっと歯ざわりがよい | 280〜330 | 10月下旬〜11月中旬 |
葉とらずサンふじ | 濃厚で蜜入りがよい | シャキシャキ | 300〜400 | 11月中旬〜3月 |
【青りんご】
品種 | 味 | 食感 | 大きさ | 販売時期 |
王林 | 甘みが強く香り高い | サクッと軽い | 300〜370 | 10月中旬〜8月 |
トキ | 甘くてほどよい酸味 | パリッと硬め | 300〜400 | 9月下旬〜11月 |
シナノゴールド | 甘くてやや酸味が強い | パリパリ 歯ごたえ | 300〜350 | 10月下旬〜5月下旬 |
【シチュエーション別】りんごの品種の選び方
それでは、ここからはりんごを大切な方に贈る場合や、ご家庭用に食べる場合のおすすめ品種を以下の順にご紹介します。
- お歳暮に贈る
- 入院中のお見舞い
- 家族でシェア
お歳暮に贈る場合
お歳暮としてりんごを贈る時期は地域によって異なりますが、一般的に12月上旬〜25日頃までとされています。
早い方では11月下旬から贈る場合もあるため、11月に収穫されるりんごで、安すぎない品種の詰め合わせを選ぶとよいでしょう。
おもなおすすめ品種は以下の通りです。
- ふじりんご
- 葉とらずサンふじ
- シナノスイート
【1】ふじりんご
シャキシャキした食感と、甘さと酸味が絶妙なふじりんごは味のバランスがよいことで人気のある品種です。とくに11月に収穫されたものは、甘みと香りが豊かでおすすめです。
賞味期限が長く、室温で約4ヶ月程度持つため、ご家族や親戚が集まる年末年始にもぴったりの贈り物だといえるでしょう。
【2】葉とらずサンふじ
葉とらずとは、葉をとらずに収穫するりんごを指します。
葉があることで光合成の作用により、糖度や旨味が増すのが特徴です。
葉を取り除いたサンふじに比べると色むらができやすいため、見た目よりも味を重視する方に大変人気があります。
甘さや旨味を堪能できるお歳暮として、イチオシの品種です。
【3】シナノスイート
シナノスイートは「ふじ」と「つがる」を掛け合わせた品種です。
りんご界のサラブレッドとも呼ばれており、11月には甘みと酸味のバランスが整った爽やかな状態で収穫できます。
シャキシャキとした食感と、ジューシーな甘さで人気のある品種です。
小さなお子様から高齢の方まで喜ばれるので、ご家族が集まる時期のお歳暮にぴったりです。
入院中の方へのお見舞いに贈る場合
入院中の方へのお見舞いの場合、体調によっては1人で食べるのが難しい場合もあるでしょう。その場合はお見舞いに来られたご家族や友人におすそ分けするケースも多いため、日持ちのするものを選んだ方が無難です。
以下の通り、日持ちを重視したりんごの品種をご紹介します。
- ジョナゴールド
- 王林
- 秋陽
【1】ジョナゴールド
ジョナゴールドは常温でも1ヶ月ほど日持ちします。
長期で入院されている方へも、安心して贈れる品種です。
【2】王林
王林の日持ちは約2〜3週間と言われていますが、鮮度のよいまま賞味する場合は10日を目安にするとよいでしょう。
入院期間が2週間程度の方への贈り物におすすめです。
【3】秋陽
秋陽の日持ちは20度以下で、およそ5〜7日です。
陽の当たらない涼しい場所で保管しましょう。
こちらは長期入院の方より、1週間程度の入院期間の方に贈るのがおすすめです。
ご家族用に買って帰る場合
ご家族へのお土産にりんごを買って帰ったものの、いまいち不評だったという経験はありませんか?小さなお子さまがいるご家庭なら、なおさら酸味の際立つ品種だと食べづらいこともあるかと思います。
こちらでは、小さなお子さまからご高齢の方まで食べやすい味のものと、ご家庭での調理にもおすすめの品種をご紹介します。
- 王林
- ふじりんご
- 紅玉
【1】王林
王林はサクッと軽い食感と甘みがあって香り高い味で、老若男女問わず広く好まれる品種です。「りんごの中の王様」という意味がある名称から、青りんごの定番とも言えます。
酸味が少なく小さなお子さまでも食べやすいので、ご家族用に最適です。
【2】ふじりんご
甘みと酸味のバランスが抜群で、シャキシャキとした食感が小さなお子さまからご高齢のかたにも喜ばれる品種です。
【3】紅玉
こちらはそのまま食べるというよりも、ご家庭での調理用としておすすめする品種です。
紅玉はさっぱりとした酸味が特徴で、そのまま食べるには酸っぱいと感じるかたもいらっしゃるでしょう。
火にかけることで甘みが増すため、ジャムや焼きりんごなどにしてご家族で楽しむのにおすすめです。
失敗しない!日持ちするりんごの見分け方
皮の状態から見分ける
新鮮なりんごの皮は色鮮やかで、かつ、ツヤと張りがあります。
逆に新鮮でない場合は、皮の表面にシワが出たり色がくすんでいたりするので避けるとよいでしょう。
重さから見分ける
りんごを手にとってみて、重量感のあるものが新鮮なものです。
重さを感じるりんごは、中に果汁がぎっしり詰まっている可能性が高いからです。
同じ大きさのりんごを比較して、より重い方を選びましょう。
りんごのツルから見分ける
ツルに弾力性があり、押しても折れないりんごは新鮮な証拠です。
ツルには葉っぱから栄養を果実に運ぶ役割があります。
ツルが太くしっかりしているものは栄養をしっかり吸収できるため、鮮度がよい基準になるということです。
品種の特徴を知り、好みに合うりんごを見つけましょう!
りんごには品種によって食感や味に特徴があります。
大切な方への贈り物やご家族で楽しむ際に、特徴を知ればあなたの好みに合うりんごがきっと見つかりますよ!